「あなたって、そんなに美人でもないし、
それ程スタイルが良いって訳でも、頭が良い訳でもないのに
何でそんなに男にモテるの?」
「そう?ありがとう!」
「ありがとうって…何で?怒るなら分かるけど」
「だって素晴らしくない?褒め言葉だよ、きっと」
「…そう?」
「あっははは… そうじゃない?」
と、彼女はアッケラカンと笑い飛ばしてのけた
内に秘める彼女の心が、外見をも補って
なおも余りある程の
人間としての、そして女性としての魅力が
きっと見えない何かを創り上げているように思う
そんな人が笑うのだから、
それを美しいと言わずして何を美しいと言おうか…
今のままでいい
ただ今を、自分を、
好きであればそれでいいようだ。
07.10.12