いたずら雲にケチを付けた
いつもの傘は留守番してた
空はなんだか切ない色で
巨大なシャワーが闇に変えた
雨宿りしたこの場所に
ずっと居るのも楽なのかな？
なんて思うけど
降る雨が突き刺さり
明日を恐れても
まだ走るよ
履き馴れた靴鳴らし
水たまり蹴飛ばして
まだまだ
いじわるされてグチを吐いた
まだまだだなと気付かされた
想いはなんだか刹那色で
喜怒哀楽が闇に咲いた
毎日を過ごすこの場所に
ずっと置いてきぼりなのかな？
なんて思うけど
移り変わる時が過ぎ
夢から零れても
まだ行けるよ
吹き抜ける風が好き
涙が乾くまで
まだまだ
強い自分も弱い自分も
全部、自分だってね
晴れの日なのも雨の日なのも
同じ空のようにね
雨はあがって歩き出した
光の掛け橋空に溶けた
過去はなんだかセピア色で
思い出写真が闇を裂いた
これからどこに向かうのだろうか
流されるのも楽なのかな？
なんて思うけど
突き刺さる雨は止み
光に導かれ
まだ走るよ
見えない未来は闇
笑顔が隠れても
まだ描くよ
いつもの毎日に
さよなら告げるまで
まだまだ
