いつものようにスーツ着込んでは
疲れたと公園のベンチでひと休み
背もたれに寄りかかり
見上げた空に飛び立つ飛行機

いつものように雲は流れて
寝そべり青空の中でひと休み
動きを止める僕を
見下ろす雲は黙って素通り

何もなく風のない景色じゃ
転んだ結果が無傷でも、
どこか虚しくなるのかなぁなんて

吹き抜ける向かい風の中
ぼくらは踏ん張り
歩いている
そしてその果てない道を
歩き続けている


いつもと同じ今日という日も
二度とはやって来ないと前を向き
動いた景色の彩色は
僕にしか見えない極彩色で

感じるこの風のある景色は
転ばなくとも険しくかろうとも
こころ楽しくなるかもなぁなんて

背中を押す追い風の中
ぼくらは新しい
道を見つける
そしてその道を
歩き始める


動けば何かを動かせば
風を感じるものがあるって
飛行機や雲でさえ
教えてくれた気がしてさ


いつものようにスーツ着込んでは
今日も朝日の陽を浴びて
深呼吸してみると
新たなことが始まるストーリー

感じるこの風のある景色は
どう転んだって
険しくも、こころ楽しくなるだろなぁ
そんな

背中を押す追い風の中
ぼくらは新しい
道を見つける
そして
吹き抜ける向かい風の中
ぼくらは踏ん張り
歩き始める
そしてその道を
歩き続ける

走り続ける
この風のある景色の世界を



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