泣けない孤独を
三日月の下で冷たい夜風に吹かれて
凍える私の寂しい気持ちを
解ってほしいのそっとぎゅっと抱きしめて
やさしい蒼い風の中で…

答のない深く暗い緑、森を抱いて
眠りの来ない灰色の朝がまた来る
今日も貴方が居なくても…って思ってみても
やわらかそうなケーキたち幸せそうに並んでる
華やかな明日を奏でているみたい

惨めな私は
仲間が欲しくて誰かと比べはじめる
真っ赤な苺も私に嫌われ
それでも微笑んできっと笑顔に妬いてたの
金銀かがやくショーケース(はこ)の外で…


次は見ない自分のために生きると
影ひとつないもう迷わないと誓った
今日も貴方が居なくて…って解っているのに
オレンジ色に包まれる夕やけでさえ寂しい
なんかエンドロールを観ているみたい


輝く三日月ひとつ、星はひとつも見えなくて
そんなモノクロームな夜がこんなに切ないなんて

でも本当は知ってるの
そんな白と黒の間には無限に色が存在してるって
見上げるといつも笑顔(あなた)が教えてくれたわ

貴方にだけ振り返って欲しいの
そんな白と黒の真ん中にあった私の色、唇の紅(あか)
それに触れるもの、今は私の指と
ようやく流れた涙だけ


答のない深く暗い緑、森を抱いて
眠りの来ない灰色の朝がまた来る
今日も貴方が居なくて…って思いたいのに
貴方が好きで大好きで、好きで好きで大好きで
貴方と紡ぐ明日が見たい

絶えない心は
私の力じゃ今はどうにも出来ない
貴方に甘える真っ白な気持ち
解ってほしいのすっと黒い髪を解いて
涙を拭って
三日月の下で冷たい夜風に吹かれて
凍える私の寂しい気持ちを
解ってほしいのそっとぎゅっと抱きしめて
やさしい蒼い風の中で…



貴方だけを見てたいの…

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集