あなたの影が教えてくれたものは胸の痛みだった。
そばに居た時には知る由もない程の痛み。
もう手さえつなげない距離間が、この体温を奪っていくようだった。
その冷たさは、切なさに包まれて、
無意識にも、何でもいいからと、何かの温もりに触れたくなった。
愛ってなに?なんてチープな疑問符が浮かんでいた…