ふとした所に咲いていた花 周りには何もない それはただ寂しそうに、ただ風に揺れていた だけどそれは、どこか強く綺麗に見えた
僕はその花が知りたくて 頭から離れない 名前や歴史やその全てを 知りたくて仕方ない
その花の名はエリカ 僕は彼女に心をもらう だから僕は彼女に水をあげたい
何もなければ素通りする花 だけど僕には綺麗に見えた 足を止めて、また会いたいと想う 人はそれを出会いと呼ぶのだろう