私、可愛いでしょ?なんて聞いてきて
それを認めるまで聞いてきて
意味の無い会話をよくする君は
実はダークなロックが大好き

いつもそんなムダの多い会話や
不安を包んでくれる笑い声で
僕を救ってくれる優しい君は
実は頑固で繊細でワガママ

そんな君をもしも僕が
これから先、添い遂げる相手として
意識し始めているのなら
この距離は僕らを
どんなに苦しめているだろう

言葉だけじゃ
互いの声だけじゃ足りなくてね
笑顔も涙も
分かるその目を見つめたくてね

気が付いたら出会って
6回目の冬も過ぎてしまっていて
僕はいつもの通い慣れた通勤の
往復をただ繰り返して
振り返ると言葉にならない気持ちが
そっと僕の中に眠っていた


出会った頃の君は強い不信感抱いた
人見知りの冷たい女性だった
普段はキレイで大人しそうな君は
実はテレビとお笑い大好き

今じゃ笑い声は絶えず聞こえる程で
変なダジャレでさえ楽しい
でも電話越し、楽しそうに笑う君の
実はホントの気持ちは見えないまま

そんな君がもしも僕に
これから先を添い遂げる相手として
意識してくれているのなら
僕はそんな君を
どんなに困らせているだろう

言葉だけじゃ
強い想いだけじゃ足りないよね
心の模様
小さなその手をつながなきゃね

気が付いたら出会って
6回目の春も過ぎようとしていて
ふたりいつもの使い慣れたケータイの
やり取りをただ繰り返して
振り返ると言葉にならない気持ちが
そっと僕を覗き込んでいた


春には桜が咲き誇り
多少なり心豊かに感じ
夏には蝉は声枯らし
多少なり命の尊さを感じ
秋には実り光る稲穂に
多少なり生きる喜びを感じ
冬には除夜の鐘は響き
多少なり時の尊さを感じ
なんてもう、ありきたりで繰り返す四季
感じるか?危機。ギリギリの行動の時期
…Action.僕の番だ

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集