夕焼けに舞う注ぐ光優しい
誰もにそっとくれる心嬉しい
そんな鼻唄まじりの夕焼け公園

雨上がりの、並ぶ二人の
影を映すオレンジ降り注いでいく
笑顔こぼれ、キスは頬へ
幸せの形が降り注いでいる

寄り添う肩、もう要らない傘
このままなら、変わらないなら
ずっとひとりにしないから
なんて勝手に、知らない二人に
吹き込みなんか入れてみたりして


あなたに会いたい、会いたい
心の奥底からあなたに会いたい、
会いたい、でもまだ会えない

電話越しに、そう願う毎日です


そうやって、本当は今すぐにでも
会いに行きたいはずなのに
作った壁が高くて行けない

それは離れた距離なんて関係なくて
作った壁が高くて登れない

二人は
確かに強く硬く結び合っているのに
輝くダイヤモンドも水の滴のようで
すぐに消えるような何もないような、
契約書面もないよな、まるで

絵図を描いた夢の地図は
宝の在処を書き忘れていて
寝ずに目指した安息の地は
辿り着く目的を忘れていて
そんな宛てなき旅のような


それぞれの影を切り貼りして
二つの体を並べてみたりして

いつか刻みたい二人の足跡を
夢見たいこれから未来の画を
交わしたい沢山の言葉たちを
そして永遠に愛し合いたい

夕焼けに舞う注ぐ光優しい
誰もにそっと、くれる心嬉しい
僕も君も空も雲も朱く染まる
そんな幸せまじりの夕焼け公園

あなたに会いたい、会いたい
心の奥底からあなたに会いたい、
会いたい、でもまだ会えない

もう少し待ってて
この壁に少しだけひびが入ったんだ
頑張るよ

そんな一人で座る夕焼け公園

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集