水面に揺れる光が綺麗で綺麗で
「飛び込んでおいで」なんて
言われもしないで
何もないからか何かありそうだからか
追い掛けるは君の魔法

けど、どれだけ手を延ばしたって
進めない道ばかりで
いざ、好きな人が出来たって
僕ときたらさぁ…

好きだけど言い出せなくて
徒然なる想い抱いて
変わらないと信じ込んで
いつも等閑に付す

愛してるから疑って
何かひとつ足りなくて
それが物凄くデカくて
ひとり暗闇彷徨う

悲しみは癒されなくて
立ち尽くす孤独を撒いて
溢れる想いを愁いて
また歌う愛の唄


「優しいね」と呼ばれる事が嫌いで嫌いで
そうやっていつも僕なんか
買い被らないで
なんとなくとかで言い寄って来ておいて
帯を解くは笑えないよ

けど、どれだけ手を延ばしたって
掴めないホントの君で
いざ、好きな人が泣いたって
僕ときたらさぁ…

力尽くで恋奪って
でも何も手に入らなくて
夢見る明日を抱いて
また妄想と寝る

年齢とか考えちゃって
どうしても踏み出せなくて
本当に好きか戸惑って
当事者を回避してしまう

本当の敵は居なくて
云うなれば自分自身で
狭いカテゴリーの中で
叫ぶ井の中の蛙です


時代でもない 環境でも相手でもない
本物ならばリスクでもないと
君を信じ抜く心を
お互いの思いやる気持ちを
自然の中に身を任せて
気付けば人の甘えに身を潜めて
最後の一歩が遠い現実で覚える音亡き呼号
自分より大切な人を
ここに見つけたよな気がしてる
そしてこれが確信に変わるような
優しい唄歌っていたいんだ

片意地張ってる僕に
分かりやすい柔らかな言葉で
フッと楽にしてくれていたのに
僕ときたらさぁ…

独りなると不安で
次に進むための力を
いつも誰かのせいにして 
今日も陽は暮れ往く

君からその笑顔が消えて
その大切さを今知って
白く吹く風浴びながら
また歌う愛の唄

溢れるたくさんの言葉が
決して嘘にならないように…
頑張るから今は笑わないで
ちゃんと聞いてて

今だから言える「好き」って
「誰よりも愛してる」って
堂々と君に言える事が
それが僕なりの唄


00.7.13

*REVOLVER dino network 投稿 | 編集