君の見た目や性格、スキルを
五角形のレーダーチャートのように点を打って
それを五芒星のように一筆書きにしてみると
どんな星のカタチになるんだろう
君の思う君のカタチと
僕の思う君のカタチは
どこまで一致しているだろう
そんな笑い話にもならないような想像を
互いに忙しくて会えない夜にLINEしたあと
過去のやりとりをスクロールしながら辿る
無機質で温かなふたりの世界
そうしてふいに
愛情について考えてみたら
偉そうに語るのも恥ずかしいものだけど
愛のカタチはいつもキレイとは限らなくて
いびつな時もあれば
モノクロだったりカラフルだったり
空っぽで割れそうなガラスに見えたり
ひたすら物が詰まって重たく見えたり
鎖に絡まるように見える時もあったりするんだ
だけど
それがどんなカタチであっても美しく見えて
どんな喜怒哀楽をぶつけ合っても愛おしくて
なんて、そんなことを想う君を示す五芒星
もしも
君の思う君の星と、僕の思う君の星
僕の思う僕の星と、君の思う僕の星とが
奇跡的に似ていたら、ほぼ同じだったら
繋いだその手を離したくないと願う
君の思う君の星と、僕の思う君の星
僕の思う僕の星と、君の思う僕の星とが
その全部が違ってたら、全く違ってたら
その4つの星を並べて星座でも作ろう
そんなことを想う簡単な一筆書きの
描き始めと終着点は当たり前だけど同じでさ
それが不恰好な５画の直線でも
ジェットコースターのような
計算され尽くした曲線でも
大事なのは結論じゃなくてその過程です
なんて言えたりしちゃって
最後は初めに感じた君への恋でありますように
そんなことを考える
君の見た目や性格、スキルを
五角形のレーダーチャートのように点を打って
それを五芒星のように一筆書きにしてみると
どんな星のカタチになるんだろう
君の思う君のカタチと
僕の思う君のカタチは
どこまで一致しているだろう
そうして改めて愛情につい考えてみたら
そんな他愛もない想像で相手を想う気持ちに
ひとつの答えがあるのかもしれない
僕の心の中に耀く君という星
そんな星に見合う僕という星
全力で走り出した箒星
